チーム分析

NBA初心者におすすめのチームは?──2026-27シーズン、タイプ別に選ぶ6チーム

公開日2026.07.29編集部 · 4 min
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チーム分析NO. 01
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PICK YOUR TEAM · GUIDE

「NBAを見始めたけど、どこを応援すればいいの?」──人気で選ぶより、何が見たいかから逆算するほうが続きます。

NBAを見始めた人が最初にぶつかる壁は、ルールでも選手名でもありません。どのチームを追うか決まらないことです。30チームを平等に眺めていると、誰が誰だか覚えられないまま冬が終わる。

おすすめはまず1チームだけ決めてしまうこと。追う対象が決まると、選手の名前も自然に入ってきます。

この記事では、6つのタイプ別におすすめのチームを挙げます。あわせて、そのチームを観るとバスケの何が見えるようになるかも添えました。子どもたちに試合を見せてきた経験から言うと、ここが分かると、観戦は一気に面白くなる。

この記事のポイント
  • まず1チームに絞る ── 30チームを平等に見ると誰も覚えられない。追う対象を1つ決めるのが最短
  • チームは好みから逆算して選ぶ ── 勝利・歴史・日本人選手・スター・戦術・生活リズムの6タイプ
  • 選んだあとが本番 ── 追い方を決めないと結局続かない。視聴方法まで決めて初めて習慣になる

その前に:いまのNBAはこうなっている

2026年6月、ニックスがスパーズを4勝1敗で下してNBAチャンピオンになりました。Game 5は94-90。Jalen Brunsonが45点を挙げ、フランチャイズにとって1973年以来53年ぶり、通算3度目の優勝を引き寄せています[1]

変化はそれだけではありません。オフシーズンに入ると、LeBron Jamesが76ersと2年800万ドルで合意しました[2]。41歳の移籍です。八村塁はレイカーズからクリッパーズへ移りました。

この3つを頭に入れておくと、どのチームを選んでも話が早くなります。ではここから、タイプ別に見ていきます。

タイプ別・初心者におすすめの6チーム

あなたが観たいものおすすめのチーム
強いチームが勝つところニックス(2026王者)
歴史が動く瞬間スパーズ(Victor Wembanyama)
日本人選手の挑戦クリッパーズ(八村塁)
スターの最終章76ers(LeBron James)
完成度の高いバスケサンダー(Shai Gilgeous-Alexander)
休日の昼にゆっくり観たい西カンファレンス(LAのチーム)

① 勝つところが見たい → ニックス

勝つチームを追うのは、初心者にとって一番わかりやすい入口です。負けが込めば、人は自然に離れていく。

2026年の王者ニックスは、派手さで押し切るチームではありません。競った終盤に守り切って勝つ。Game 5の94-90という数字が、そのまま性格を表していました。

観ると分かるようになること=第4クォーターの守り方。点の取り合いではなく、1本のシュートを難しくする工夫で試合が決まる、という感覚がつかめます。

② 歴史の目撃者になりたい → スパーズ

Victor Wembanyamaは公称身長223cm(7フィート4インチ)、ウイングスパン244cm[3]。ただ、この選手の怖さは高さだけではありません。

アウトサイドシュートもハンドリングも一級品です。ゴール下で待つのが仕事だったかつてのビッグマン像を、丸ごと塗り替えている選手。2026年はチームをファイナルまで運び、その後スパーズと5年2億5,200万ドルの延長契約を結びました[3]

「10年後に語られる選手を、最初から観ていた」と言える立場は、今しか手に入りません。

観ると分かるようになること=高さの価値。ゴール前に1人立っているだけで、相手の攻め方が丸ごと変わる。

③ 日本人選手を追いたい → クリッパーズ

実況が日本語になり、時差の眠さも我慢できる。日本人選手を追う入口は、やはり強い。

八村塁はレイカーズからFAとなり、クリッパーズと2年2,800万ドルで契約合意しました[4]。チーム編成はまだ動いている最中なので、役割がどこまで広がるかは開幕前後に見えてきます。

もう一人、河村勇輝はどうか。2026年7月末の時点で、どのチームとも契約していません。ペイサーズのサマーリーグには参加しましたが、2way契約の枠は厳しい情勢と報じられています[5]。追うなら、まず契約のニュースを待つことになります。

観ると分かるようになること=役割の勝ち取り方。出場時間は与えられるものではなく、守備や1本のシュートで積み上げるものだと分かります。

④ スターの最終章を見届けたい → 76ers

LeBron Jamesが41歳で76ersのユニフォームを着る。2年800万ドルという金額は、稼ぐためではなく、勝つための契約。

観ると分かるようになること=衰えの埋め方。スピードが落ちた選手が、判断の速さと位置取りでどう補うのか。ここは、大人までバスケを続けてきた人ならわかるはずです。

⑤ 完成度の高いバスケが見たい → サンダー

2026年のサンダーは、カンファレンス決勝でスパーズに敗れました。ただ、チームとしての完成度はリーグ屈指。Shai Gilgeous-Alexanderの得点力に、全員で守る文化が乗っています。

観ると分かるようになること=守備は5人でやるもの、という当たり前。誰か1人が抜かれても、次の選手が必ず出てくる。この連続を追えるようになると、観戦のレベルが変わります。

⑥ 休日の昼に観たい → 西カンファレンス

意外に効くのが時差です。日本とアメリカ東海岸の差は14時間(サマータイム期間は13時間)。東のチームの試合は、日本時間の朝9時台に始まります[6]。出勤前に観るには早すぎて、続けようとすると生活のほうが先に崩れる。

西海岸はもっと遅い時間です。ロサンゼルスのチームなら、日本時間の昼過ぎにティップオフを迎えます。休日の昼にコーヒーでも淹れてゆっくり観るなら、こちらのほうがずっと現実的。

レイカーズ・クリッパーズ・ウォリアーズあたりが西の代表格です。八村塁を追いたい人は、クリッパーズが自然にここへ重なります。続けやすさで選ぶのは、まったく妥協ではない。

チームを決めたら、追い方も決める

ここが最後の落とし穴です。推しチームが決まっても、観る手段を決めないと結局続きません。NBAの試合は日本の地上波では基本的に放送されないため、配信サービスを選ぶ必要があります。

ざっくり言えば、週末の注目カードだけならAmazonプライム。推しチームを全試合追うならリーグパス系。ドコモ回線ならNBA docomoという選び分けになります。

料金と配信数の比較は NBAはドコモとAmazonどっち?2サービス比較 に、リーグパスの始め方は リーグパスの始め方・連携・解約 にまとめてあります。

1つだけ注意:オフシーズンはまだ動く

この記事は2026年7月末時点の情報です。NBAのオフシーズンは10月の開幕まで動き続ける。移籍が起きれば、当然おすすめの中身も変わる。

とはいえ、チーム選びは間違えても損をしません。1シーズン追ってみて合わなければ、翌年に変えればいい話です。まず1つ決めて、開幕を待つ。それで十分です。

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出典

[1] ニックスの2026年優勝・1973年以来53年ぶり・Game 5 94-90・Brunson 45点:NBA.com「Recap: Knicks win the 2026 NBA championship, defeating Spurs in five games」/ESPN「NBA Finals 2026: The Knicks finally have their New York sports moment」。元データ=Basketball-Reference「2026 NBA Finals - Knicks vs. Spurs」
[2] LeBron Jamesと76ersの2年800万ドル合意(2026年7月):ESPN「LeBron picks 76ers as 'last decision,' to sign 2-year, $8M deal」/The Philadelphia Inquirer「LeBron James signs two-year, $8 million contract to join Sixers」
[3] Victor Wembanyamaの身長・ウイングスパン(NBA公式登録7フィート4インチ):NBA.com/ESPN。および スパーズとの5年2億5,200万ドル延長(2026年7月10日合意):ESPN「Sources: Spurs, Victor Wembanyama reach $252 million max extension」/CBS Sports「Victor Wembanyama reportedly agrees to five-year, $252M extension with Spurs」
[4] 八村塁のクリッパーズ移籍(レイカーズからFA・2年2,800万ドルで合意):NHK「NBA八村塁 クリッパーズと契約 レイカーズからFA」/TSP SPORTS「FAの八村がクリッパーズ移籍、2年2800万ドルで契約合意」
[5] 河村勇輝が2026年7月末時点で未契約であること・ペイサーズの2way枠の情勢:バスケットボールキング「ペイサーズが続々と2way契約を発表…河村勇輝に対する現地記者の見解と今後の展開」(2026年7月23日)/Number Web「河村勇輝、NBAペイサーズとの契約は厳しい?」
[6] 日本とアメリカ東海岸の時差(14時間・サマータイム期間は13時間)と試合開始時刻の目安:ClutchTime「NBAを観戦する人が知っておくべき所要時間と開催日時の確認方法」/NBA日本公式サイト 日程

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