【リキャップ】ブレイザーズ対レイカーズ──Luka Dončić、53得点でも残り50.8秒は4点差

現地11月6日(日本時間7日)、ブレイザーズ対レイカーズはレイカーズが124-118で勝利。Luka Dončićは53得点です[1]。
ただ、53得点だけでは逃げ切れた理由を説明できません。レイカーズは前半を7点ビハインドで終え、第3Q終了時には12点リード。残り50.8秒には4点差まで迫られました。
この試合の発見は、Lukaの53得点を「大量得点」で一つにまとめないことです。点差を反転させた第3Q20点と、残り50.8秒から4点差を8点差へ戻した2プレーを分けて読みます。
- 53得点は3つの入口──2Pで24点、3Pで15点、FTで14点
- 第3Qだけで20得点──ブレイザーズの同Q15点を一人で上回った
- 残り50.8秒で4点差──LukaのフローターからReavesのダンクへつないだ
53得点は、一つの方法で作った数字ではない
Lukaは38分09秒でFG 17/33、3P 5/15、FT 14/18。5リバウンド、5アシスト、3ターンオーバーでした[1]。
FG成功17本から3P成功5本を引くと、2Pは12/18です。得点の内訳は2Pの24点、3Pの15点、FTの14点。合計すると53点になります。
外から5本を決めただけではありません。2Pで24点を取り、18本のFTも得ました。3つの得点源へ分かれた記録です。
第3Qの20点が、7点ビハインドを12点リードへ変えた
前半終了時はブレイザーズ60-53レイカーズ。レイカーズは7点を追う側でした。試合が反転したのは第3Qです。
レイカーズは第3Qを34-15で取りました。7点ビハインドから12点リードへ、点差は12分で19点動いています。
Lukaは第3Qだけで20得点。ブレイザーズのチーム全体15点を一人で上回りました。Luka以外も14点を加え、87-75で最終Qへ入っています[1]。
相手の第4Q43点は同じでも、レイカーズの37点が違った
レイカーズは第4Qに43点を許しました。守備で試合を閉じたとは言えません。それでも、自分たちも37点を返しています。
現地11月1日のラプターズ戦も、相手の第4Qは43点でした。あの試合でレイカーズは27点。今回は10点多い37点を取り、12点リードから失ったのは6点分です[4]。
| 試合 | 3Q終了時 | 第4Q | 最終差 |
|---|---|---|---|
| 11/1 ラプターズ戦 | LAL +22 | LAL 27-43 TOR | LAL +6 |
| 11/6 ブレイザーズ戦 | LAL +12 | LAL 37-43 POR | LAL +6 |
対戦相手も試合の流れも違うため、単純な優劣にはできません。ただ、リードを保つには守るだけでなく、相手の得点後にも自分たちの攻撃を終える必要があります。
残り50.8秒、4点差からの2つの得点
Damian LillardのFTで、残り50.8秒に114-110。ブレイザーズが終盤で最も迫った4点差です[2]。
残り27.7秒、Lukaが7フィートのフローターを決めて116-110。続くポゼッションでは、Austin ReavesがDonovan Clinganのパスを奪いました。残り23.6秒、そのままダンクを決めています。
ここが「Lukaの53点だけでは説明できない」場面です。Lukaが6点差へ広げ、Reavesが守備から8点差へつなぎました。
その後、ブレイザーズは残り12.3秒に再び4点差まで迫ります。LukaがFT2本を決め、Avdijaのレイアップ後にReavesもFT2本を沈めて、124-118で終わりました。
同じ53得点でも、第3Qの20点は逆転の中心、終盤の2点は4点差への返答でした。
リードしている終盤は、「時間を使う」だけでは攻撃が止まります。見るのは、良い位置まで運ぶ役、シュートを終える役、相手のパスに手を出す役。LukaのフローターとReavesのスティールからのダンクは、別の役を連続して成功させた2プレーでした。
ターンオーバー差は、勝因の全部ではない
チームターンオーバーはレイカーズ11、ブレイザーズ24。13本差がありました。レイカーズはオフェンスリバウンドでも17-8と上回っています。
結果としてFG試投はレイカーズ93本、ブレイザーズ70本。23本の差がつきました。ただし、ターンオーバー差とオフェンスリバウンド差を足せば、そのまま23本になるわけではありません。
FT後の保持やチームリバウンドなど、ポゼッションの終わり方は複数あります。ここで置ける結論は、レイカーズがシュート機会を多く得たこと。その機会を53点へ変えた中心がLukaでした。
クォーター別得点
| チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
|---|---|---|---|---|---|
| ブレイザーズ | 29 | 31 | 15 | 43 | 118 |
| レイカーズ | 20 | 33 | 34 | 37 | 124 |
レイカーズ 全選手box score
| 選手 | MIN | PTS | REB | AST | STL | BLK | TO | PF | FG | 3P | FT | +/- |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Luka Dončić(先発) | 38:09 | 53 | 5 | 5 | 1 | 0 | 3 | 3 | 17-33 | 5-15 | 14-18 | +16 |
| Austin Reaves(先発) | 38:02 | 25 | 3 | 2 | 4 | 0 | 2 | 4 | 8-22 | 1-8 | 8-8 | -6 |
| Walker Kessler(先発) | 37:00 | 16 | 12 | 2 | 1 | 0 | 1 | 5 | 7-10 | 0-0 | 2-3 | +8 |
| Jake LaRavia(先発) | 24:35 | 7 | 8 | 3 | 1 | 0 | 1 | 6 | 2-5 | 2-3 | 1-4 | -16 |
| Matisse Thybulle(先発) | 24:12 | 2 | 2 | 0 | 3 | 0 | 2 | 2 | 0-1 | 0-1 | 2-2 | -8 |
| Sandro Mamukelashvili | 20:07 | 7 | 3 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2-6 | 1-3 | 2-2 | +19 |
| Ziaire Williams | 19:53 | 8 | 3 | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 3-5 | 2-4 | 0-0 | +8 |
| Quentin Grimes | 20:28 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 2 | 1-3 | 0-2 | 0-0 | +19 |
| Collin Sexton | 10:57 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0-4 | 0-1 | 0-0 | -10 |
| Adou Thiero | 6:37 | 4 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2-4 | 0-0 | 0-0 | 0 |
| Jaden Hardy | DNP | 出場なし | ||||||||||
| Kevon Looney | DNP | 出場なし | ||||||||||
| Lawson Lovering | DNP | 出場なし | ||||||||||
| Jarred Vanderbilt | DNP | 出場なし | ||||||||||
ブレイザーズ 全選手box score
| 選手 | MIN | PTS | REB | AST | STL | BLK | TO | PF | FG | 3P | FT | +/- |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Deni Avdija(先発) | 38:38 | 22 | 9 | 11 | 2 | 0 | 8 | 5 | 6-12 | 1-4 | 9-14 | 0 |
| Damian Lillard(先発) | 37:17 | 22 | 0 | 4 | 1 | 0 | 4 | 0 | 5-13 | 4-10 | 8-8 | +5 |
| Toumani Camara(先発) | 29:42 | 18 | 6 | 1 | 0 | 0 | 1 | 5 | 7-12 | 4-8 | 0-0 | -4 |
| Donovan Clingan(先発) | 27:49 | 17 | 11 | 1 | 1 | 2 | 3 | 5 | 6-8 | 3-5 | 2-3 | -7 |
| Scoot Henderson(先発) | 22:55 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 | 0-2 | 0-1 | 2-4 | -2 |
| Jrue Holiday | 31:14 | 12 | 1 | 7 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4-7 | 3-6 | 1-1 | -12 |
| Sidy Cissoko | 22:01 | 7 | 2 | 3 | 0 | 1 | 0 | 3 | 2-7 | 2-5 | 1-2 | -13 |
| Robert Williams III | 16:28 | 9 | 5 | 2 | 2 | 2 | 1 | 2 | 4-5 | 0-0 | 1-1 | +1 |
| Chris Youngblood | 10:56 | 7 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 2-4 | 2-4 | 1-2 | +4 |
| Yang Hansen | 3:00 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0-0 | 0-0 | 2-2 | -2 |
| Branden Carlson | DNP | 出場なし | ||||||||||
| Jayson Kent | DNP | 出場なし | ||||||||||
| Micah Potter | DNP | 出場なし | ||||||||||
※ 数字はNBA公式box scoreと独立した詳細boxで全出場選手・全項目を照合。FG・3P・FTは成功数-試投数です。DNPはNBA公式boxの表記に合わせています。
次に見るのは、53得点の再現ではない
レイカーズは試合後8勝2敗。次戦は日本時間11月9日午前8時、ピストンズ戦です[3]。
次に見たいのは、Lukaがまた50点を超えるかではありません。リードした第4Qに相手の勢いを止める守備と、得点を返す攻撃をどう分けるかです。
53得点は点差を作り、最後のフローターは4点差を6点差へ戻しました。ただ、残り50.8秒で4点差だった事実も残ります。勝利の中にある両方を、次の48分へ持ち越します。
NBA公式球ブランド・Wilsonのバスケットボール
得点の内訳を読んだ後は、2P・3P・FTを自分の練習でも分けて記録できます。NBA公式球と同じブランドのボールを探せます。
楽天市場でWilsonのボールを探す →※アフィリエイト広告を含みます。価格・在庫はリンク先でご確認ください。
観たい選手が決まったら
次は「どこで観るか」。NBA視聴サービスを料金で比較
ドコモ・Amazon・League Pass、あなたに合う1つを5分で
NBA 視聴
NBA on PrimeをAmazonで観る
プレーオフ含む主要試合を日本語実況で配信中
※ 本リンクはアフィリエイト広告を含みます
出典
[2] 残り50.8秒からの得点順、27.7秒のLukaのフローター、ClinganのターンオーバーとReavesのダンク:NBA.com公式Play-by-Play / Yahoo Sports game recap
[3] 次戦ピストンズ戦の日時:Los Angeles Lakers公式日程
[4] 11月1日ラプターズ戦の第4Q43-27、最終6点差:NBA.com公式box score / Court Vision前回記事
この記事、どうでしたか?


